第2部
よりよい療養生活を
おくるために
1. 痛みやつらさを和らげる
(1)緩和ケア
緩和ケアの役割は、時期にかかわらず、がんに伴う心と体の痛みを和らげ、患者さん、ご家族が「自分らしく」過ごせるように支えることを目指します。
がんと診断されて間もない時期から、このようなつらい症状を「和らげる」ことで、それぞれの患者さんの生活が保たれるように、医学的な側面に限らず、幅広い対応をしていきます。
外来・入院・在宅でも受けられますので、まずは、がん相談支援センターに相談してみてください。