第1部
納得して治療を受ける

1. がんについて相談する

体験談1

私を支えてくれたもの

私は10 歳のときにがんを発病し、16歳で治癒しました。

告知をされたときは、地元の学校に通えなくなることで、「病院で勉強できるの?」「友だちと遊べなくなるの?」など多くのことに悩みましたが、入院してすぐに院内学級で勉強を始めることができ、同じ病気と闘う友人もできました。

闘病中は、元の学校の友だち、病院で知り合った友だちとの文通を通じて多くの人とのつながりができ、それは私にとって本当に大きな支えでした。

当時はインターネットも普及しておらず、がんに関した情報も少なく、母はがんに関する情報を図書館や書店で得ていたようです。最近では、ウェブサイトや書籍からがんに関する情報も多く得ることができます。また、多くの病院では相談員が常駐しています。

ぜひ、そのような場を活用してほしいと思います。悩みを自分の中だけでためず、多くの専門家や地域の情報を知ることで解消してほしいと思います。

闘病中は、病気以外の面で悩むことがたくさんあり、それは病院の友だちも同じでした。悩みを多方面の分野で支えてくれる方々に相談することで、病気を告知されたときから治るまでのいろいろな場面の助けになると感じました。

この『おきなわ がんサポート ハンドブック』を読まれている方々が、この本から多くの情報を得て支援とつながり、病気に明るく向き合って過ごしていただけたらよいなと思います。

(20代 女性)