第1部
納得して治療を受ける

3. 情報を集める

(2)主治医の説明を聞く

がんの診断がついた段階で、外来主治医が患者さんに診断名・病期・今後の治療方針などの説明を行います。このとき、ひとりやふたりではなく3~5 人で聞きましょう。ご家族や頼りになる友人に同席していただくのもよいことです。よく「家族に心配はかけたくないので、一人で聞きたい」とか「子どもが内地で働いていて同席できない」という患者さんがいますが、がんになったことは人生の一大事です。なるべく都合をつけて、今後の闘病の際に頼りになる方に同席してもらう道を探るのが大切です。

通常の外来日に説明を聞く場合、時間が十分にとれないことがよくあります。事前に主治医にお願いして、30分以上の時間をもらいましょう。それができない場合は、外来日以外に約束をして、改めて説明を聞くのもおすすめです。主治医や看護師に申し出るか、がん相談支援センターに相談してみてください。

説明された内容はメモに残すとあとの確認に便利ですが、落ち着いて話を聞くのは難しいものです。同席する人に書きとめてもらうようお願いしてみてください。主治医に聞きたいことは当日までに「面談にのぞむときの質問集」(ノート欄)に書き出して、説明のときに携帯しましょう。

また、説明は一度限りのものではありません。1回の説明で理解したり、今後の方針を決めることがむずかしいことは、主治医も十分に理解しています。どうぞ遠慮せずに、もう一度説明をしてほしいと、主治医(または看護師やがん相談支援センター)に伝えてください。

イラスト:主治医

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