第2部
よりよい療養生活を
おくるために

3. 自分らしく毎日を過ごす

(2)さまざまな身体的症状への対応

がん治療および療養中は、だるさ(倦怠感)、不眠、呼吸困難、痛み、不安・抑うつ、むくみ(リンパ浮腫)、発熱、食欲低下、味覚変化、口内炎、下痢や便秘、しびれなどの症状が現れて、思い通りに日常生活が過ごせないことがあります。

そういった症状に対しては、ふだんの暮らしのなかでできる改善策や、医療者と話し合って治療について考える機会もあります。治療や療養のために休養が必要だと感じているのに、仕事や育児、介護などのために思うように休めないときがあるかもしれません。しかし、相談してみれば解決できる場合もありますので、まずは家族や周りの医療者に話してみてください。

療養中は、適度に活動しながら疲労をため込まないことが大切です。さまざまな症状に詳しいスタッフが、無理を続けないで生活していけるように一緒に考えます。遠慮なく相談してみましょう。

以下の症状が現れたときには、遠慮なく担当医師または看護師にご相談ください。

  • ・休養や十分な睡眠を取っても疲れやだるさが続く
  • ・眠れない、眠りが浅い
  • ・息苦しい症状が続く
  • ・痛みが強い
  • ・精神的な悩みや不安が強い
  • ・むくみが強くなり、尿の量が減る
  • ・熱が急に出た、熱が続く
  • ・吐き気が強く、食欲がない
  • ・下痢や便秘がひどい
  • ・その他(特に気を付けることはないか、担当医・看護師に確認してみましょう)