第1部
納得して治療を受ける
4. 県内の医療体制
(2)希少がんと小児がんの診療病院
希少がんとは、発生の稀ながんを示す言葉です。沖縄県内では、希少がんの診療経験が豊富な琉球大学病院および県立中部病院での診察が推奨されます。希少がんの詳しい情報に関しては、国立がん研究センター希少がんセンターのサイトをご覧ください。
小児がんは大人のがんに比べて患者の数が少なく、こちらも診断や治療の経験が豊富な医療機関での診療が推奨されます。沖縄県内では琉球大学病院と沖縄県立こども医療センターがその医療機関にあたります。診療所を含むどこの小児科で最初の診断がされても、前述の2つの病院に紹介されることが確立されていますので、ご安心ください。