第1部
納得して治療を受ける

1. 情報を集める

(1)がんを正しく知る、相談する

まず、がんと言われて心穏やかな人はいません。今までの日常が奪われ、これからのことが不安になり、家族を含めて焦る気持ちが出てくるのは当然のことです。このような感情に襲われていたら、冷静になって判断することはできません。だからこそひとりで悩まないでください。誰かに、そしてがん相談支援センターに相談してください。

その感情の波が引いてきて余裕が出てきたら、がんと少しずつ上手に付き合っていけたら良いと思います。その上で大切なことは、相手を正しく知ることです。1つ目は、正確な病名です。2つ目は、がんの広がり具合を示す「病期(ステージ)」です。これらの情報をもとに、治療方針を検討します。さらに、がんの「性質」によって、薬剤を選択することもあります。

それでは、「正しい情報」はどこから得たら良いでしょうか。まずは、担当医です。「私のがんの正確な病名や病期(ステージ)、詳しい性質を、紙に書いてください」とぜひお願いしてみてください。そしてインターネットから情報を得る場合は、情報元を必ず確認してください。インターネットでは一度検索すると、同じような情報が目に付くように設定されているため、視野が狭くなる危険があります。国立がん研究センターの「がん情報サービス」に載っている情報には、まず間違いはありません。

コチラもCheck! 『がんになったら手にとるガイド』

「がんのステージ(病期)」[PDF]